薬害警告!サリドマイドの危険な副作用

いしずえ顧問 木田盈四郎

サリドマイド剤 には、二つの危険性な副作用があります。

1胎児の体に奇形(形態形成障害)を起します。妊娠可能な女性は、いかなる理由があってもサリドマイド剤を服用すべきではありません。
その理由は、妊娠中の女性がこの薬を飲むと、胎児に重篤な奇形を起すからです。
2一般に、体の痛み、麻痺などの強い神経炎、幻覚症状などの中枢神経刺激症状をおこすことがあります。

この薬は、服用者にこのような重大な副作用があるので、日本では製造・販売は禁止されています。「先天奇形の監視システム」、「厳格な使用制限」などの監視体制が整わないうちは、使用を許可すべきではありません。

「レンツがまとめたところによると、最終月経初日から数えて

35日に服用すると、無耳症、顔面神経まひ、眼筋まひ
37日では、前腕の骨は2本とも正常で母指欠損
38日から40日で、上肢欠損(部分的のものも全体的のものもある)
41日から43日で、鎖腔、膣閉塞
43日から45日で、重症上肢奇形、心奇形、十二指腸閉鎖および狭窄
44日から47日で母指三指節症と鎖腔を起こす         とまとめています。

そして、この個々の症例は5日までの偏りがあり、月経不順の場合、この偏りはさらにおおきくなります。

木田、先天異常の医学、p161,1997.11版

サリドマイド被害を風化させないために

いしずえ顧問 木田盈四郎

サリドマイド被害を風化させないために「いしずえ」がホームページを作る必要があると考えました。その理由は、

1この薬は過去のものではなくて、これから市販される可能性が高い。
2問題を被害者と薬の関係に矮小化して捉えるのではなく環境化学物質と人の生存の問題として捉える。
3国家が、人の生存のためになすべき事を考える。
4障害者を特別の体験をした人と認識し、変動する社会での視点を評価する。
5「人権、情報公開、平等を原則とする」。

などです。